音声

NTX007

NTX007 ACTION DRAMA

私達が楽曲プロデュースで参加している日音ライブラリーのオリジナルレーベルN-traxのご紹介です。
半沢直樹の劇中に使われたライブラリー曲を含むNTX007 ACTION DRAMAが正式にリリースになっています。スケールの大きなオーケストラサウンドに加え、使いやすいようにアンダースコアとしてスケールダウンしたテイクも収録。SoundCloudのサイトでは全35トラックが試聴可能。
ドラマ「半沢直樹」では羽根専務のテーマとしてイントロの怪しげなピアノが印象的な「Flower of Evil」とタブレット野郎こと福山次長のテーマとして「The Dark Intrigue」がピックアップされています。ドラマ使用時では楽曲自体、まだ未完成バージョンでしたがN-trax収録音源は完成版になっています。是非ともご試聴下さい。
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N-trax、MusiqNeedに収録。

日音ライブラリーが独自にプロダクション・ミュージック・ライブラリーをリリースした、その名も「N-trax」。海外ライブラリーの日本国内に於けるサブ・パブリッシュ(副出版)を努めているセクションなのでライブラリー音楽の「プロ集団」といえるだろう。つまり、どういった音楽が必要で、どのようなジャンルが日本でよく使われ好まれるのか研究し、この「N-trax」は制作されている。今回、私もそのプロデュースに参加させて頂いた。

「NTX001 Orchestral Adventure」ではゴージャスにも生の、しかも8型と6型のオーケストラで録音、サンプリングでは無いのでそのダイナミクスは伸びやかで心地よい。「NTX002 Japan Now」では和楽器を使ったアニメや情報番組向けの楽しいトラック、「NTX003 Animation Groove」ではバラエティ番組や子供番組など向けにシンセ中心のサウンド、「NTX004 Japan Art&Nature」では和楽器をメイン楽器に据えながらもサウンドアプローチは現代的でポップ、アーティスティックな音作りに徹しています。作曲家陣もドラマ、CM、アニメ、など現在第一線で活躍中のアーティストを揃えています。

そして特筆すべきは「NTX005 Documentary Score 1」「NTX006 Documentary Score 2」ですね。こちらは報道番組やドキュメンタリーに最適な楽曲を幅広く網羅しています。ドキュメンタリー映画や報道番組に使われる音楽にはある程度決まり事があって、実はそういったルールに従って作られた音源でないと報道ソースに対して中立性をキープ出来ないんですね。(曲のテイストが明るすぎても暗すぎてもダメという事)シンプルなシークエンスとシンセパッドだけでも悲しみや困惑、怒り、慈悲など、そういった微妙な表現をする必要があるのです。

もちろんこういったシンプルな音楽はサイエンスものにも合いますので、コンピューターグラフィックスの背景音楽としても使用出来ます。今回からはじまった「Documentary Score」シリーズでは今後も日々必要とされるドキュメンタリー音源を追加して行く予定です。

なお、N-traxの全音源はSoundCloudから試聴が可能です。

下記から全曲プレビュー出来ます。


NTX001 Orchestral Adventure


NTX002 Japan Now


NTX003 Animation Groove


NTX004 Japan Art&Nature


NTX005 Documentary Score 1


NTX006 Documentary Score 2

 

もちろん音楽データベースアプリケーションのMusiqNeedの最新版にも「N-trax」は収録されています。