9 Lives Music – A fresh approach to production music

9 Lives Music – A fresh approach to production music

9 Lives Music 公式サイト

ロンドン発のライブラリーミュージック「9 Lives」。

今日はそのサウンドの傾向と選曲家のメンタリティについて。

私達は選曲をする立場として世界中の様々なライブラリーミュージックを聴く機会があるのですが、大半のライブラリーミュージックは音楽ジャンルを主軸にカテゴライズしています。単刀直入に目的の音楽に出会いたいときはベストな方法なのですが、音楽との「偶然の出会い」にも恵まれないことが多いのも事実。「9 Lives」は音楽ジャンルに拘らずそれぞれのアルバムが個性的なコンセプトを持って作られている印象があります。例えばロックを探していたのに素晴らしいアンビエントミュージックに出会ったり、クラッシックを探していたのにミニマルミュージックに出会ったりできる、そんな良い意味でのラフなカテゴライズがされているレーベルです。特にボーカル物に関してはライブラリーミュージックとは思えないほどのナチュラルな仕上がりです。サウンド全体の印象はやはりUKサウンドなのか、底抜けに明るい楽曲は少なめですが非常にセンシティブな傾向にあると言えます。

上記リンクは本国のミュージックファインダーのサイト。左コラムでは音楽ジャンルのタブがありクリックすると該当アルバムが表示されます。試聴もできるので是非ともそのクオリティを体験していただきたい。それぞれアルバムがジャンルを軸に個性的なカラーを出している、そんな印象です。

よい選曲をする上で大切な要素は、「ひらめき」と「ヒキの強さ」だと思います。(持論ですが)

一つの的に絞って音楽を構成しつつも素晴らしい音楽との出会いに「ひらめき」を感じ世界感を豊かにしてゆく。そんな可能性をもったライブラリーミュージックが選曲家にとってはありがたい存在なのです。

もう一つの「ヒキの強さ」は選曲家のメンタリティによるものですが、選曲する気分が乗らない時は全てがマイナス方向に向かってしまい悪循環になりがち。そんな時に意外な「曲との出会い」がプラスに持って行ってくれることもあります。こういった選曲家の側面は作家に近い物であり、「9 Lives」の個性的なサウンドがその助けになると感じています。

misono

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