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SoundCloudの自動コンテンツ保護機能に遭遇した。

我々が開発している音楽ブラウザーMusiqNeedもバージョン1.3になりアプリケーションとして安定してきた。そしてこのアプリケーションとサービスを皆に知ってもらおうと公式サイトFacebookページも立ち上げた。

MusiqNeed Navigator
MusiqNeed公式サイト

 

特にFacebookページでは「ライブラリー名曲シリーズ」と題して過去に自分が巡りあったライブラリーミュージックの名曲を紹介する企画コーナーを作った。音楽は言葉で説明するより、まずは聴いてもらい、そのインスピレーションに訴えるのが一番近道である。これが私のモットー、仮に少々なり違法な行動でも「百聞は一見にしかず」である。

そして、ここで問題なのはFacebookには写真や動画をアップロードする手段はあっても音楽単体をアップロードするツールが標準で装備されていないということだ。私は苦肉の手段としてSoundCloudを利用して、そのクールなプレイヤーをFacebookのタイムラインに埋め込むという方法をとった(もちろんダウンロードは不可)。結果、この企画は成功、ユーザーへのリーチや反応もまずまずだった。

そして「ライブラリー名曲シリーズ」も第3弾をアップロードした時に不思議な現象に遭遇した。

SoundCloudにアップロードしたライブラリー曲がアップロードした数分後に勝手に消えてしまうのでる。(もちろんアップロードした音源をダウンロードできないようにしてあるし、曲名やライブラリーカタログ名もしっかり記載してある。)何かネット関連のトラブルかと思いもう一度トライ、しかしまた消えてしまう。

これは変だなと思い、ふとメールを見てみるとSoundCloudからメールが来ているのに気づいた。その内容は

Our automatic content protection system has detected that your upload “XXXXXX” may contain content that is copyrighted.

As a result, we have paused the upload of your audio for the time being.

If you are the original creator of the audio in all its parts, or have obtained all necessary licenses and permissions to upload and share this content, please contact us using the form below.

あなたがアップロードした”XXXXXX”は自動コンテンツ保護機能に引っかかり、現在一時的にポーズ状態です。もしあなたが権利者ならば下記フォームからその旨を申請してください。

 

なるほど、自動コンテンツ保護機能に止められたと言うことか。

まあ、冷静に考えれば当たり前の結果なのだが、長らくSoundCloudを使っていて、自動コンテンツ保護機能に初めて遭遇したケースだった。しかも後からメールで警告するなんて、その場で言ってくれれば何度もトライせずに済んだのに。結果、アップロードは断念。

しかし腑に落ちないのは、今回アップロードした音源は市販されていないライブラリー音源であることだ。なぜならここSoundCloudでは1時間以上に及ぶDJミックスのロングプレイが当たり前のようにアップされているからだ。そちらのほうが100%著作権にも原盤権にも引っかかるはず。市販音源を使ったリミックスがOKで業務用ライブラリー音源がNGだということだ。(もちろん全てではなく、珍しいケースだと思う。)そしてライブラリー音源という性質上、聴いてもらうことしかその良さをアピールする方法は存在しないと思うのだが、なかなか難しい問題である。

多分、今回私がアップロードした音源は権利者側がその保護を申請しているケースなのだろう。こちらとしては名曲として紹介して正式に契約してもらい使ってもらうつもりの企画だったが、このやり方では危ういと再認識させられた。そしてSoundCloudがアップロードした音源をトランスコードする際に著作権保護のチェックをしていることも再確認できた。

SoundCloudがその手軽さ故に違法mp3の温床になるのではと懸念された時期もあったが、今を持って健全な体裁を保てるのはこうした自動保護機能が充分に行き届いているからかもしれない。

でも、そういったお堅いところがいまいちブレイクしない要因の一つでもあるのは否めない。

 

 

 

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