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ライオン非対応だったKONTAKT4

先日、「すき家」のインフォマーシャル音源作成のためにサティのジュ・トゥ・ヴを打ち込むことになった。もちろん、ピアノソロ。今回、使用したピアノ音源のGALAXY2は、スタンウエイ、ベーゼンドルファー、ブルートナーといったピアノの名器をサンプリングしたモノ。個人的には「レット・イット・ビー」でポールが弾いているピアノが「ブルートナー」だったりする事もこの音源を選んだポイント(単純にあの音が欲しいミーハーごころ)。
クリプトン | GALAXY II GRAND PIANO / KP4(音楽ソフトウエア)

ここで、普通にスタンウエイをパッチ指定してピアノ打ち込んでMIDI調整すれば終わる仕事であったが、なんと音源をコントロールするKONTAKT4というプレイヤーとMacOSX Lionの相性が悪く、パッチが保存できないというトラブルに遭遇した。打ち込む音源はピアノソロであったため原音自体に細かい調整はしないで済んだが、この音源の特徴である「ピアノの蓋の開きぐわい」、「べダルを踏んだ音」、「ハンマーが弦を叩いた時のノイズ」等の音場のコントロールはパッチ保存できない理由で諦めた。なぜならMacのメモリーもかなり逼迫しておりクラッシュの危険性もある、何よりも音源自体が完全対応していない。さっさと音源を完成したほうが無難である、こんな時は。

クリプトンに問い合わせたところ、やはりKONTAKT4はLionに完全対応していないらしい。保存できないならばと、仕方なく細かい設定は無し、ほぼデフォルトのスタンウエイで音源を仕上げた。

約一分のCMなので中間部は省略、やや粗めな演奏だが上記のように仕上げてみた。
アコースティックなピアノサウンドを再現する際に一番難しいのはダイナミクスのさじ加減だろう。今回はテレビ用なのでダイナミックレンジは狭めコンプも効かせて、若干ハッキリとしたプレイにしてみた(本格的なプレイに仕上げるにはとても時間が掛かるので、思いっきり省略しましたw)。

こうやってみてみると、ピアノ音源もここ数年で驚くほど進化している。マルチサンプリング(弾き方、アティキュレーション毎に全ての音をサンプルし再現する方法)も素晴らしいが、「PIANOTEQ」のようにサンプリングではなく「フィジカル・モデリング・ピアノ音源」というモジュールも現れた。

 

MODARTT | Pianoteq » Pianoteq
フィジカル・モデリング・ピアノ音源 …

「ピアノの音の干渉を再現したピアノ音源」、次回は是非とも試してみたい。

その前にKONTAKT4のLion対応だな。これは早めに解決したい問題である。

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