最近、AppStoreで見慣れない音楽アプリがランキング浮上していた、その名は「LaDiDa」。説明を見てみると、「逆カラオケ」とある。なんと、このアプリ、鼻歌をiPhoneに向かって歌うとピッチコレクションとリバーブをつけて綺麗に整えて、おまけに様々なスタイルの伴奏をつけてくれるらしい。アプリ自体は一年以上前からあるらしいが、期間限定無料でランキングに入ってきたのだろう。こういった変わり種アプリは散財になる可能性が高いが、無料ならば試す価値アリ、トライしてみた。
カテゴリ: ミュージック
価格: 無料
細かい使用説明はブロガーの皆さんが既にレビュー済みだ。
鼻歌やアカペラに伴奏を付けて、声の調整もしてくれるアプリ『LaDiDa』 | iPhoneWalker
要するに、思いついたメロディをピッチを正確に加工して伴奏付きで保存、そして世界中のLaDiDaユーザーもしくはウェブでシェアすることが出来る。
録音画面や音楽スタイル設定画面は非常に分かりやすいインターフェイス、ピッチ補正のモードも4種類、facebookやツイッター等にも投稿できる。写真の最後はLaDiDaの投稿作品一覧なのだが、ユニークで個性的な作品が多くて面白い。個人的には「中原おはよう」には爆笑した、他にはコブクロ風や非常にマトモな作品など多彩である。
僕の場合、メロディを思いついたとき、忘れないようにiPhoneのボイスメモに録音する癖がある。思いついた時に忘れないように繰り返しハミングとかで歌っていると、いざ記録しようと思ったときには既に違うモノになっている場合が多いからだ(^_^;)。特に車の運転中に思いついたメロディはあっという間に忘れる。そんな時、ピッチを補正して記録できるならこのアプリも利用価値が高い気がする。決して遊びだけでは終わらない、アイデアは何処で生まれるか分からないからだ。
そして、これは僕が最初にトライしてみた曲。歌詞は、Loveとか何かテキトーに歌ってみた。スタイルはアンプラグド風でツイッターに投稿。ツイッターのリンクからLaDiDaのページに。
なんとなくソレっぽい感じにまとめてくれている(気がする(^_^;)。ポイントは、複雑な転調を意図したメロディには対応してくれないので、なるべくオーソドックスなダイアトニックコードを想定してメロディを歌うとかなり完璧にアレンジメントを施してくれる。ピッチ補正は「High」に設定すると、ややAuto-Tune風なシェール効果も出せる。これでオーバーダビングでハモリパートも録音が出来たら面白いのに、その機能は無いらしい、残念だ。
このアプリは、入力された音声を解析してピッチの近似値を算出してキーとスケールを割り出し、伴奏を追従させる。10年前ではレコーディング現場のプロしか使っていなかったテクノロジーがこういった無料アプリに使われるということがある意味驚きである。
とにかく無料のうちにゲットしておきたい楽しいアプリだ。