MusiqNeed-SP

MusiqNEED、ライブラリーミュージックを集約する。

業務用音源、いわゆるライブラリーミュージックを一つに集約するのアプリケーション、MusiqNEED。やっとインターフェイスデザインを含め最終調整段階に入った。このアプリケーションは「フリー音源ではない」海外のプロダクションミュージックを扱っています。フリーでない代わりに著名な作曲家の作品が多いのも特徴です。例えば、ジョナサン・バトラーやブライアン・イーノ、クラウス・バデルトといった作曲家の作品も収録されていたりします。ハリウッド映画やテレビドラマ等の大舞台で活躍している作曲家さん達も、こういったプロ向けのライブラリー音源を書いたりするんですね。わりと通好みなジャンルであることは否めませんが(^_^;)。

海外のライブラリー音源が如何にしっかり作られているか、その質の高さは驚くほどです。私が敬愛するライブラリー、KPM MUSIC LIBRARYは特にその楽曲のプロデュース面においても影響を受けました。以前担当したテレビドラマ、中居正広主演の「砂の器」でも千住明氏の「宿命」のカウンターパンチとしてKPMのソプラノコーラスの「Lacrimosa」という曲を使用して効果的なコントラストを作ることが出来ました。

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僕の体験的に、1990年以降現在において日本のテレビドラマに関してはサントラを製作することが当たり前になっていますが、それ以前ではこの種のライブラリーに依存する傾向が強かったのも事実でした。過去に有名な「男女7人夏物語」もオール選曲ですし、僕が担当していた「高校教師」などでも「ぼくたちの失敗」のインストアレンジは作りましたが、それ以外はKPMやその他の業務用ライブラリーでした。その後、番組で「サントラを作る」アプローチは音楽面からも制作側のメッセージを込めたいという気持ちの表れであり、テレビメディアだけでなくマルチに展開するビジネスの潮流に乗った形に全体がシフトし今に至っています。ただし、そういった中でスパイスのような役割を担うのが高品質ライブラリーミュージックだと思っています。

このMusiqNEEDはプロの選曲家に向けて、このようなライブラリーをより使いやすく、管理しやすい形を提供するシステムです。その曲数は50万曲以上になりますが、それでも世界中のライブラリーミュージックの一部ですから驚きます。

現在は最終チェックとバグフィックス、6月にはローンチしたいと作業中。同時に「MusiqNEED」のインフォメーン&ユーザーマニュアル用のサイトをWordPressで構築中です。

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