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東京会議、面白い、特に音効が。

 

近頃、ほとんどテレビを見なくなってしまったが唯一楽しみにしているのが、BS-フジの「小山薫堂 東京会議」だ。同僚の宮川亮氏が音効を担当している事もありオンエアーで見逃した放送分の完パケを写真のようなDVDでお借りする。私も番組のテーマ曲のアレンジ違いを作ったりして、ささやかながらお手伝いをさせていただいている。

この番組、会議そのものにフォーカスを当てて「ゆるい」雰囲気の中にとても知的なヒラメキを展開してくれる。キャスト3人のタレント性も相まって面白い。それに加え、宮川氏の音効がまた変態的で面白い。

通常、この手の番組の映像効果で欠かせないのが、「画面分割」と「ワイプ効果」、それに当たり前だが「テロップ」。ノーマルな効果さんならば、楽器のエフェクト音やシンセサイザーによるME(ミュージカルエフェクト)を使うところに、なんと「生音」を使っているのである。「生音」って言うと馴染みがないかもしれないが、ナマで録った音、つまり「自然音」である。これが妙にハマってる。

チンチロリンのサイコロを振る音やジッポーの開ける音、その他様々な生活音が画面の切り替わりに使われているのである。そのアナログ感が番組の雰囲気にピッタリなのは驚きである。もちろん選曲も「宮川ワールド」全開で魅力的で面白い。いったい何処からこんな曲やアイデアが生まれるのか、まったく不思議だ。

また番組も震災後、「Kizuna311.com」を立ち上げ被災者に向けて活動も行なっている。この活動も注目したい。

kizuna311 – 助けあい、乗りこえる。私たちの財産は、[ kizuna ]


この番組における音効アプローチは、音響効果というひとつの方法論を、ある意味根底から変えてしまうくらいのヒラメキのある音付けであると思う。テレビ番組の音の選び方には一種の「流行り」があるが、そんな中で独自の道を行く宮川氏にエールを贈りたい。

小山薫堂 東京会議 – BS FUJI -

 


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