今回のバージョンアップは細かなバグフィックス。コンテンツはリリース1401という事で今年最初の新譜リリース分を収録しています。確認はMusiqNeedの環境設定画面から。

バージョン1.8.2以降はプレイリストの書き出しやインポートも可能になり便利なっていると思います。
それと、バージョン1.8からは「MusicFinderフォルダ」の設置場所も自由に選べますので、以前のように「MusiqNeed」ハードディスク内の第一階層に置く必要がありません。つまり、MusiqNeedHDをネットワークで共有マウントしていれば、「MusicFinderフォルダ」だけをそれぞれのMac等にコピーして社内LAN環境などお使いいただけます。
詳しくはPDFマニュアルに記述しています。
日音ライブラリーが独自にプロダクション・ミュージック・ライブラリーをリリースした、その名も「N-trax」。海外ライブラリーの日本国内に於けるサブ・パブリッシュ(副出版)を努めているセクションなのでライブラリー音楽の「プロ集団」といえるだろう。つまり、どういった音楽が必要で、どのようなジャンルが日本でよく使われ好まれるのか研究し、この「N-trax」は制作されている。今回、私もそのプロデュースに参加させて頂いた。
「NTX001 Orchestral Adventure」ではゴージャスにも生の、しかも8型と6型のオーケストラで録音、サンプリングでは無いのでそのダイナミクスは伸びやかで心地よい。「NTX002 Japan Now」では和楽器を使ったアニメや情報番組向けの楽しいトラック、「NTX003 Animation Groove」ではバラエティ番組や子供番組など向けにシンセ中心のサウンド、「NTX004 Japan Art&Nature」では和楽器をメイン楽器に据えながらもサウンドアプローチは現代的でポップ、アーティスティックな音作りに徹しています。作曲家陣もドラマ、CM、アニメ、など現在第一線で活躍中のアーティストを揃えています。
そして特筆すべきは「NTX005 Documentary Score 1」「NTX006 Documentary Score 2」ですね。こちらは報道番組やドキュメンタリーに最適な楽曲を幅広く網羅しています。ドキュメンタリー映画や報道番組に使われる音楽にはある程度決まり事があって、実はそういったルールに従って作られた音源でないと報道ソースに対して中立性をキープ出来ないんですね。(曲のテイストが明るすぎても暗すぎてもダメという事)シンプルなシークエンスとシンセパッドだけでも悲しみや困惑、怒り、慈悲など、そういった微妙な表現をする必要があるのです。
もちろんこういったシンプルな音楽はサイエンスものにも合いますので、コンピューターグラフィックスの背景音楽としても使用出来ます。今回からはじまった「Documentary Score」シリーズでは今後も日々必要とされるドキュメンタリー音源を追加して行く予定です。
なお、N-traxの全音源はSoundCloudから試聴が可能です。
下記から全曲プレビュー出来ます。
NTX001 Orchestral Adventure
NTX002 Japan Now
NTX003 Animation Groove
NTX004 Japan Art&Nature
NTX005 Documentary Score 1
NTX006 Documentary Score 2
もちろん音楽データベースアプリケーションのMusiqNeedの最新版にも「N-trax」は収録されています。
巷ではiPad miniの話題でもちきりですが、MusiqNeedでも最初に1テラ版の2.5インチハードディスクを利用したminiバージョンが存在しています。
日本最大級の音源を誇る日音サウンズライブラリーの管理楽曲はざっと65万曲を超えます、この膨大なライブラリーを1テラに収録するためにmp3のビットレートを32kHz/128kbpsに下げています。今後、増えて行く音源の事も考慮して、全体の音源コンテンツを750ギガ程度にまとめています。
一見「ビットレート低いのでは?」と思いがちなレートのmp3ですが、使ってみるとオンエアだけでなく、ゲーム音源やWEB上での利用などでも何の問題もないことがよく分かります。
僕たちはあのmp3の出始めの頃、「mp3黎明期」、を体験しているので「mp3の低レート」はちょっと敬遠したいと思いが強いですが、現在のエンコード技術の向上により音質はかなり良くなっていて、32kHz/128kpbsでもかなり行けます。
もちろん、3TBバージョンでは48kHz/32okbpsの高音質、ご希望ならばWAVデータやAIFFデータの提供も同時に行っています。
MusiqNeedに興味のある方、は日音サウンズライブラリーまでお問い合わせください。



MusiqNeedのFacebookページを立ちあげてから、お陰様で「いいね!」の数も270を超えて良い感じです。このFacebookページでは、世界中でどのようにプロダクションミュージックが使われているか、普段近くで接していてもなかなか気付かれない存在であるバックグラウンドミュージックに関して情報公開をしています。 続きを読む →
エントデックミュージックで開発している音楽ブラウザー「MusiqNeed™」も量産体制にはいりつつ、アプリケーションの解説ページを書きました。もともとPDFとしてユーザーマニュアルは存在しているのですが、もう少し使う側にたったティップスのようなものも含め、サクッとまとめてみました。

MusiqNeed Navigator
スクリーンショットに文字で注釈を加えるのはSkitchを使います。このアプリケーションはほんとうに便利。最近ではWordpressのバージョンも3.4.1に上がり、ファイルのアップロードもドラッグドロップ出来るようになってSkitchからのファイルの送信もラクラクです。
Skitch – Annotate, edit and share your screenshots and images…fast.
現在はアプリケーションの基本的なオペレーションのみですが、個人データのバックアップ方法や更新データのアップデート方法などドンドン充実させていく予定です。
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大容量音楽ライブラリーMusiqNeedもようやく3TBのハードディスクと共にクライアントに提供できる形が整って来ました。ここ数年のハードディスクの低価格化はSSDがリーズナブルになって来たことも加味して、我々のMusiqNeedが3TBで供給するに丁度いい時期だったのかもしれません。
価格.com – SEAGATE ST3000DM001 [3TB SATA600 7200] 価格比較
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リリースVersion1.0リリースに向けて準備中。
私たちが開発しているプロジェクト「MusiqNeed」、これは現存する著作権のあるミュージックライブラリーのほぼ全てを一つのハードディスクに集約して普段の利用に最適化したツール。今回のリリースは48K/320bpsのmp3フォーマットで、コンパクトな3TBハードディスクで供給することになりそうです。アプリケーションの仕上げ作業と同時にスタートアップユーザーマニュアルも制作進行中。さらに別途WordPressページでは動画による操作説明ムービーも掲載予定ですのでご期待ください。
「MusiqNeed MusicFinder」は基本的に音楽をブラウズして、プレイリストにキープし、ローカルドライブにダウンロードするアプリなので難しい説明は無しです。使ってみれば直感的に全てが理解できる設計になっていますのでご安心下さい。ここで公開するマニュアルはそれぞれの機能の理解を更に深めるためにお使い頂けると思っています。
今回のリリースVersion1.0では、音楽を選ぶ機能だけでなく、使用した楽曲をJASRAC等に報告する際に便利な使用楽曲報告書(キューシート)を記入するために最適な機能も充実しています。曲のナンバーを入力するだけで作家名、出版社名が自動入力出来ます、あとは使用した時間を入力するだけです。今まで煩わしく感じていた作業が簡単に完結出来るように設計されています。
ちなみにこのシステムで提供する音源はいわゆる「フリー音源」ではありません。しかしながらテレビ放送はもちろん包括契約の範囲で自由に利用できます。その他のメディアに関しても柔軟に利用できます。利用料金等は正式リリース時に公式ページにて発表します。
詳しいお問い合わせは下記メールアドレスまで。
株式会社エントデックミュージック
〒107-0052 東京都港区赤坂3-13-16 ネット赤坂ビル3F
TEL: 03-3589-0503
mailing address: info@entdeckmusic.com
support address: support@entdeckmusic.com
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